こんにちは、Megです!
仕事とか勉強って本来は楽しいものだと思うんですよね。
それは「できないことができるようになる」から。
でもそこに色々な状況や感情が複雑に絡み合ってくるから、話は難しくなりがちです。
そこでオススメしたいのはメタ認知です。
メタ認知(メタにんち、英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。
ウィキペディアの執筆者. “メタ認知”. ウィキペディア日本語版. 2022-10-28. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%AA%8D%E7%9F%A5&oldid=92157993, (参照 2023-04-23).
要は「今の自分って適切な行動や考えできているのかな?」と自分自身の考えを振り返ることが、メタ認知になります。
そこで、仕事や勉強をしている自分をメタ認知する時に、
強化学習のフレームワークで考えることができるんじゃね?
と思った今日このごろです。
強化学習とは?
そもそも強化学習とはなんぞや?の方もいると思うので、説明を載せておきます。
強化学習(きょうかがくしゅう、英: reinforcement learning)とは、ある環境内におけるエージェントが、現在の状態を観測し、取るべき行動を決定する問題を扱う機械学習の一種。エージェントは行動を選択することで環境から報酬を得る。強化学習は一連の行動を通じて報酬が最も多く得られるような方策(policy)を学習する。
ウィキペディアの執筆者. “強化学習”. ウィキペディア日本語版. 2023-04-21. https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%BC%B7%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%BF%92&oldid=94875111, (参照 2023-04-23).
AI分野における手法の一つで、AI(エージェント)が環境を考慮して価値(報酬)が最大化するように行動する学習法です。
一連の流れを図示してあるものも引用させていただきます。
この強化学習の流れってもろ、自分達が仕事や勉強で行っていることと一緒では!?
5つのフェーズ
さらに「できないことができるようになる」という一連の流れを分解してみると、5つのフェーズに分けられることに気づきました。
- 選択肢の吟味(状態)
- 決断(方策)
- 行動(行動)
- フィードバック(報酬)
- 内省(学習)
()書きのところは、強化学習のフレームワークと対応させたときの単語を示しています。上図と照らし合わせてみてください。
各フェーズで伴いやすい感情
5つのフェーズで、特に選択の吟味・決断では不安を感じやすいと思います。
行動している時は怠惰が襲ってくることが多いはずです。
また、フィードバックの時に喜びや落胆、内省時は後悔の感情が優位になるでしょう。
自分の立ち位置と感情を把握
故に、自分が現状どの状態にいて、何の感情に陥りがちなのかをメタ認知することが重要です。自身の状態を把握することで、その時々にあった適切な対処法を取れるようになるでしょう。
具体的には、
何か決断をする際、不安になることは予測できるので、自分の不安を取り除くような情報を早期に収集することができると思います。
また、
なんか色々やる気起きねぇな…
と感じる際は、何かしら行動を起こしており、その振り戻し(いわゆるホメオスタシス)が来ていると思えば気が楽になるはずです。
まとめ
上記のように、強化学習のフレームワーク内で自身をメタ認知することで、気持ちの振れ幅が抑えられ適切な行動を取れるようになると思います。
自分の感情のバランスを取れていることを、論語のなかでは中庸と呼ばれています。
個人的に儒教の教えが好き
皆さんも強化学習のフレームワークとメタ認知を駆使し、中庸の状態を維持することで、日々の安寧を手に入れましょう!